震災を機に受け継いだ“港町 神戸のシンボル”
<地元有志・学生の皆さんによるチャペルコンサートも開催>
阪神・淡路大震災で被災し、全壊した旧オリエンタルホテル(神戸市中央区京町)から受け継いだ「ホテルに建つ公式灯台」を一般公開します。
阪神・淡路大震災で一度は休止を余儀なくされた灯台でしたが、神戸メリケンパークオリエンタルホテルに受け継がれ、1995年7月7日、神戸の街の
復興を願って再び点灯を開始しました。海上保安庁から認可を受け、海図にも記載されている現役の灯台として、今もなお、神戸港を行き交う船の安全を見守り
続けています。
この灯台はホテル最上階(14階)のバルコニーに立っており、ホテルに灯台があるのは日本ではここだけとなっております。
1月17日に一般公開することで、震災を振り返るとともに、ホテル灯台の存在を知っていただく機会になればと願っております。
■日時 : 2015年1月17日(土) 8:00〜10:00/15:00〜17:00
※雨天決行、荒天時中止
■場所 : 14階 南側バルコニー
■見学方法 : 予約不要、参加費無料
上記時間内、どなたでもご見学いただけます。
■お問い合わせ :マーケティング課イベント担当
078-325-8102 (平日10:00〜17:00)
〜ホテル灯台の歴史〜
1964年、旧オリエンタルホテルが中央区京町に移転した際「港町 神戸のシンボルに」と、日本で初めてホテルの屋上に灯台を設置されました。
1995年の震災で旧オリエンタルホテルは全壊し、30年間 1日も休むことなく神戸の海を照らし続けた灯台は、休止をやむなくされました。
し
かし、同年7月に開業が決まっていた神戸メリケンパークオリエンタルホテルへの移設が決定。1995年(平成7年)7月7日に行われた点灯式では、午後7
時7分に神戸の復興を願う777発の花火があげられ、その日から再び海の安全を見守り続ける灯台として神戸の海を灯し続けています。